入園・進級して約1か月が過ぎ、園生活のリズムを少しずつつかみ、お友達同士で持ち物の置く場所を教え合ったり、困っているお友達にはお手伝いをしてくれたり、優しさや笑顔の数が日ごとに増えていく。そんな毎日を過ごしています。

マスクを外しての園生活が始まり、子ども達の顔が見られるようになったことは私たちの気持ちをさらに暖かくしてくれ、毎朝の「おはよう！」の笑顔から活力をもらっています。さて、改めて口元を隠していた事は子ども達の成長に少なからず影響があったのではないかと感じています。子どもは話をしている時に相手の口の動きを観察して、耳で音を聞き、声の出し方を学んでいます。又、相手の表情をみて、相手の気持ちに気づいたり空気を読んだりします。「聞く」「話す」の中にはたくさんの学びがあり、興味や関心が高まり集中力も身についていきますので、「聞く」「話す」という事を大切にしながら教育・保育をしていきます。御家庭では、YouTubeなどの動画を子育てに取り入れている方もいらっしゃると思いますが、使い方や時間によっては、子どもと向き合って話をする機会を減らしてしまう事もあります。YouTubeなどは顔を出さない動画が多かったり編集をして音を出すタイミングがずれているものもありますので「話す」「聞く」の学びに影響する事もあるとも言われています。自分で想像する力が養われるものもあるので、時と場合など保護者の方が選択しながら利用していきましょう！

毎日の小さな出来事が子どもたちの成長にはどれも大切な事ですので、見逃さないように連絡帳や玄関先で保護者の方ともお話をしながら連携をとり、一人ひとりに寄り添い、園生活が楽しいと感じられるように保育を進めていきますので、何か気になることなどあれば遠慮なくお伝えください。